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印鑑サイズや印材選び、書体選びについてや、会社印鑑や手彫り印鑑のご相談等
お電話やFAXでのお問い合わせもお待ちしております。
本店(綾部店)電話0773-42-0559(朝9時〜夜7時)FAX0773-42-2202
*本店(綾部店)には大槻秀山先生もおられます。

印鑑の種類と役割

ハンコには、「実印」「銀行印」「認印」と三種類の印がありますが、その違いは用途によって呼び名が変わるだけで、

本質的にはどれも同じ印鑑・ハンコです。

■実印について・・・

実印とは、「自分自身を証明するもの」です。

あなた本人であるという証明になるのです。

自分と同様に、唯一の存在であることが大切です。

つまり、同じものがあったり、簡単に作れるようでは実印の意味がないということです。

それでは、いつから印鑑は、「実印」になるのでしょうか。

実印は、 役所(市町村)に印鑑登録として届け出た時から、「実印」となります。

まず、実印の印影を市町村の役所に登録します。(実印登録)

---! 実印登録の手続き !------------------------------------

印鑑登録は、住民票が存在する当核市町村の住民基本台帳に記録されているものに限られます。

本籍地や実際に住んでいる場所での登録はできませんのでご注意ください。

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役所から「印鑑証明」を発行してもらい、登録した実印を捺印した契約書と一緒に添付することで

本人が納得し、同意した契約の書類であることを証明する仕組みとなっています。

 *「印鑑登録証明書」(印鑑証明)とは、市町村に届け出(実印登録)を出した印鑑の印影と

同じであると証明した書類になります。

実印のサイズは決まっており、一辺が8ミリ以上25ミリ未満の正方形に収まる大きさが条件となっています。

印章店ではあらかじめ「実印用」のサイズを実印として販売しています。

ですが、中には「実印 兼 銀行印 兼認印」等1つの印鑑を使いまわしをお考えの方もおられますが、

このような印鑑の使い方は、財産を失うような犯罪被害にあう可能性もあるので要注意が必要です。
 

つまり、印影(ハンコの捺し型)からはんこを偽造することができるからです。

*模倣されにくい手彫りの品かどうかということがいかに大切かおわかりになると思います。

気軽に押したはんこの印影を他の人に悪用される可能性があるので実印」は実印として正しく管理されることをおすすめします。

もちろん、認印用の三文判を実印にするのも要注意です!

必ず、各はんこにはそれぞれ役目があり、それに応じた使用をされることをお勧めします。

*印鑑のケースも印鑑のサイズ(印面の大きさ)によって変わりますので、

印鑑ケースの購入の時は気をつけてくださいね。

ちなみに・・・

*実印は、姓と名が一般的ですが、

女性の中には名前のみを入れた実印を作られる方もおられます。

もちろん、実印登録できます!

 !!実印として登録できない可能性のある印鑑!!

基本的には、印鑑登録をする印鑑には、規約や制限などはほとんどありませんが、

以下のような印鑑は場合によっては登録することが出来ないことがあります。

・住民登録に記録されている氏名でないもの
・職業、資格、その他、氏名以外の事項を表しているもの
・印面の直径が8ミリ以上24ミリ以外の大きさのもの
・ゴム印、プラスチック、石材、その他の印鑑で変形・破損しやすいもの
・特殊な書体で判読しにくいもの
・印影を鮮明に表しにくいもの
・既製品(いわゆる三文判と言われるもの)で、印鑑として適当でないもの。

★実印が必要になる場合★

・金銭消費貸借証書、契約書、遺言状、金銭債務の確保の証拠書類など(公正証書の作成)

・土地、建物などの売買や抵当に入れる時(不動産の取引)

・遺産相続の時

・法人の発起人になる時

・恩給、供託など(官公庁での諸手続き)

・電話加入権の売買や担保に入れる時(電話の取引)

・自動車購入時など

・保険金・保証金の受け取りなどの他、婚姻届、出生届。

*実印は、人生の節目、人生の転機に必要になる機会が

多い重要な印鑑というわけです。

実印は模倣されにくさが一番重要になってきます。

ですので自分だけの品であり、模倣されにくい書体を選ばれることをお勧めします。

(主に実印に使用される書体:印相体(吉相印)、篆書体など)

■銀行印の役割

銀行印とは、銀行で口座開設の際に届け出たものを「銀行印」と呼びます。

銀行印は、預金の出し入れ、口座の開設など金銭面に関する役割を担う印鑑です。

ですので、実印と同様に本人であるということを証明する為に使用する印鑑でもあります。

金銭面に関する大変重要な印鑑ですので、実印との併用や家族との共用、

安価で大量生産された印鑑の使用はなるべく避けたほうが安全です。

模倣されにくい手彫りの印鑑、模倣されにくい書体であることをお勧めします。

(主に使用される書体:印相体(吉相印)、篆書体)

■認印の役割

認印とは、どこかに登録したり、届出を出したりせずに使用するものを一般的にいいます。

また、「認印」は、「三文判」とも呼ばれています。

三文判とは、とても安いはんこだということからきています。


認印の役割は、普段の日常生活や職場などでよく使用する印鑑であり、

書留や小包、宅配便の受け取りや、契約の了解、承認のしるしとして捺印する印鑑です。

ですので、いくら認印といえども各種契約書などに署名捺印したものは、民法上は実印と同じ効力を持ちますので、

認印と言えども気をつけることが大事です。

主に、分かりやすさが優先されますので「古印体」という書体が多く使用されています。

以上のように、「はんこ・印鑑」といっても用途によってその種類や大きさは違ってきます。

あなたにあった、あなただけの他にはない、模倣されにくいオリジナルを持つことが重要になります。

書体の選び方

どんな書体があるの?

印章に使用される書体は主に、印相体・篆書体・古印体・隷書体・楷書体・行書体などがあります。
それでは、各書体について説明していきましょう!

●印相体(いんそうたい)

吉相印(印相)という書体です吉相印(印相)という書体です

篆書体が意匠化されて出来た書体。吉相体とも呼ばれ、開運の書体として広く知られる書体です。
よく耳にされる書体かもしれませんね。
また、他人に悪用されにくいというところから吉相体ともいわれており、開運印相にも良く用いられます。
ですので、実印でよく用いられる書体の1つです。また、特徴としては、印鑑の枠に文字が末広がりでついています。
そのため、印鑑自体の強度も強くなるためお勧めです。

この書体が人気の印鑑:個人印の実印・銀行印に人気のある書体です。

●篆書体(てんしょたい)

テンショ体という書体ですテンショ体という書体です

篆書体は、大篆と小篆があり、大篆は西周の大史籀が作ったとされています。
石に刻った最も古い文字です。小篆は秦の始皇帝が天下統一を成し遂げた後、文字の統一を図り、
「大篆」ではまだ字画が複雑で書くのには不便であったので、始皇帝の命により改良され「小篆」が作成されました。
(尚、京印章は「大篆」の影響を強く受けており、他人に真似され悪用されにくいのが特徴です。)
そしてその「小篆」が、印章では一般的に「篆書体」といって用いられている書体です。
身近なところでは、日本銀行発行のお札に押されている印鑑にも用いられている書体です。
また、象形文字の味わいを残しており書道にも使われています。また、印鑑の枠内に収まるように彫るため両端に若干余裕があるのも特徴です。

この書体が人気の印鑑:個人印の実印・銀行印に人気です。



●古印体(こいんたい)

古印体という書体です古印体という書体です

古印体は、印章彫刻用に作られた日本発祥の書体です。
今から1500〜2000年ほど前に中国文化が日本に伝わった時代に印章の技術も同時に伝えられました。
その技術をわが国独自のものとして発展させ、印章の形や書体も独自のものが作られていきました。
そこで作られた書体が日本古印といわれる、古印体の基となっているものです。
古来から印章として使用されていた「隷書」から変化した書体でもあり、現在では読みやすい印影ということで認め印によく使われています。なかには、実印は吉相印で、銀行印は古印体にされるお客様も少なくありません。

主に、個人印の認め印・銀行印に人気です。

●隷書体(れいしょたい)

隷書の印影1です。 隷書の印影2です。

篆書を簡略化して生まれた書体です。横線に独特の張りや丸みがあるのが特徴です。
この書体が人気の印鑑:個人印の銀行印、認め印ごくまれにされる方もおられます。


●行書体(ぎょうしょたい)

楷書をくずした書体。
優しさのある流れるような書体ですが、実印等の印章に使われることは比較的に少ないです。

●楷書体(かいしょたい)

楷書体は隷書をアレンジしたものです。非常に格調高く美しい、書道のお手本としてもなじみのある書体です。
ただ、スタンプでのイメージの強い書体ですのであまり印鑑に使用されるお客様は少ないです。


以上、書体について説明してきましたが、
読みにくさや真似されにくさでいくと、見てお分かりのようにやはり吉相印が一番複雑です。はんこというのは偽造されにくいことが大事なポイントになります。ですので、個人印では、読みにくい書体(判読しにくい書体)が実印、銀行印にされる方が多いですね。法人印の場合も、少し読みやすさを優先させて篆書体にされるか、吉相印にされる方が比較的に多いです。また、ごくまれに認め印に楷書(かいしょ)や行書体をされたり、外国の方などはカタカナやアルファベットでされるかたもおられます。
あなたの使用目的にあわせてぜひ、書体を選ぶ楽しさも体感してみて下さいね。


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印材の選び方

印材の選び方と印材の特徴と種類の説明
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黒水牛  牛角(オランダ水牛)  象牙
黒水牛
耐久性:★★★
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黒水牛印材紹介
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水牛の角を加工し、天然の黒のものにほんの少しだけ染めたものです。
比較的安価な割に、粘りがあり丈夫な為使用頻度の高い印材に適しています。
また、角の中心部から採った芯持ちが黒水牛の中でも最もよいとされており、芯持ち部分は角1本に対して1本しか取れませんので大変貴重です。

*当店では黒水牛の中でも最高の部分である芯持ち部分のみだけを使用しています。

<<保存方法>>
乾燥に弱くひび割れを起こしやすく、黒水牛の角を好んで食べる虫に食われることもあります。
必ず使用後は印面の朱肉をふき取り印鑑ケースにて保存していただきますようお願いします。
また、年に一度乾燥を防ぐ為にも椿油などで軽く拭き油分を補給してあげますと一層長く美しく使用できます。

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スペース黒水牛は、認印・銀行印・実印ともに人気あります。
また黒いところから、男性やビジネスマンの方にも非常に人気のある印材です。
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牛角(オランダ水牛)

耐久性:★★★★
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牛角(オランダ水牛)印材説明写真

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オランダ水牛と親しまれていますが、正式な名前は牛角といいます。
牛角は、陸牛の角を加工したもです。
牛角は象牙に次ぐ高級品とされるほど、上質で彫刻しやすく丈夫で美しさが特徴です。

一番ランク的に安価な牛角は黒っぽい縞模様がはいっているものです。
逆に、高級とされるのは茶色の模様が少し入っているか、黒や茶色の模様がなく白っぽいベージュ色、純白に近いものが最も貴重とされています。(左記の写真のようなものです)
また黒水牛と同じように、牛角の芯持ち部分のところは最も貴重で高価です。
*当店では芯持ち部分を使用しています。

<<保存方法>>
また保存方法は黒水牛と同じように虫に食べられる可能性や乾燥によるひび割れなどありますので、使用後は必ず朱肉をふき取りケースに保管して頂きますようお願いします。

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スペース牛角は、認印、銀行印、実印ともに人気があります。
柔らかい色合いや外観の上品な雰囲気が女性に大変人気があります。
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象牙

耐久性:★★★★★
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象牙印材紹介写真
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象牙はまさに、印材の中の王様といわれるほど手彫りに適したほどよい硬さと質感となめらかさがあり、最も印鑑に適した印材です。

象牙の印材の中にもアフリカ象とインド象とあり、インド象は象牙の中では最も希少で高価です。
象牙の中でも印鑑の持ち手部分や上を見ると網目があります。
この網目が粗いものほど、象牙のはじっこの部分である為、安価です。
しかし、象牙の中心部分に近い部分ほどきめ細かく、持ち手にスジもなく純白でなめらかな美しさと光沢があります。
*当店では上質な象牙のみを扱っております。

また、最近では象牙の密輸や乱獲をなくし、保護するために象牙を扱う業者は「象牙取扱い業者」として登録しなければなりません。
*当店では、政府認定のシールをお付けし通産省より正規に輸入された象牙を取り扱っておりますので安心してお買い求め下さい。
象牙についてくわしくはこちら。
象牙は捺印した時の朱肉のなじみやすさ、鮮明さ、手触りが特に優れており何十年に渡って狂いがなくお使い頂けます。

<<保存方法>>
象牙は大変耐久性に強く、丈夫な為長期の保存にも耐えうる材質です。
また、あまりにも硬い為虫に食われる心配もありません。
ただ、紛失や防犯の為にも必ずケースに入れて頂きますようお願いします。

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スペース象牙は銀行印、実印に人気があります。
また進学、就職、結婚お祝いなど贈り物としても人気があります。
まさに、「一生もののイイモノを」として男女共に人気があります。
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京印章ってなに?

京都府が発行する京印章の冊子の表紙に選ばれました!

京印章のはじまり

平安京が開かれて都となった京都では天皇御璽や役所の官印、
社寺印が作られていました。

また各地に神社が数多く県立されましたが、なかでも下鴨神社の印璽(いんじ)社は歴史が古く、由緒も正しい為、大昔より印章守護の大神とされてきました。

(それは現在も年に一度、京都の下鴨神社にて10月1日に印章供養が行われるほどです)
宮廷芸術のひとつとして長年にわたり技術を培ってきたのが京印章のはじまりです。

*上記の写真は、京都府が発行する京印章の冊子の職人として表紙を飾りました。(今より少し若いですが・・^^;)


印章の中心地

江戸時代になると印章が普及し判子師が誕生しました。また、日本で最初の判子師ともいえる人が三条室町あたりに住んでいたことから京都は印章の中心地として発展していったことがうかがえます。歴史とともに歩み、伝統ある京印章は現在もなお受け継がれています。しかしながら、現在は本物の技術者や後継者が少なくなり、完全手彫りの技術をもった職人が減ってきたことは悲しいことです。


また現在では、京都「みやこめっせ」伝統産業会館に京印章の常設コーナーもあります。

*ここに大槻秀治先生の作品が出品されています!

はんこの歴史

印章のはじまり

日本書紀にも書いてあるように千数百年前から印章が用いられてきましたが、日本で現存する最古の印は「大連の印」という官印です。

その後、本格的に印章制度が普及したのは遣唐使などの往復から始まった奈良時代でした。その後、大宝律令が制定され併せて印章の制度が採用されるようになりました。

この頃の書体は、篆書・隷書のいずれとも異なる独自のものでした。その後印章は、文章の確認のみならず、蔵書印や封印にも広がっていきましたが、私印は高官のみにしか認められていませんでした。

平安時代では花印が流行る

平安時代後期には、唐から伝わった花押(かおう)が盛んに用いられるようになりました。花印は花のように美しく書かれた署名であり他人に真似されることが少ないという利点がありました。

そのため、後鳥羽上皇以降は歴代の天皇が公文書に用いるようになりました。

この傾向は、鎌倉時代の武家文書にも引き継がれいき、のちに宋との交流が盛んになると僧侶や文人の間で落款印、筆者印などが流行し、印章は新たな発展をみせました。

これらは、室町・桃山時代になってからさらに盛んになります。

個性の出る戦国時代の印章

戦国時代において印章はさらに発展し、武家文書にも印章が用いられるようになりました。

またその頃の武将は印文に趣向をこらし、権力や威厳を表現しようとしました。

武田氏の龍の印、上杉氏の獅子の印、北条氏の虎の印などその武人の好みがよく表現されています。

また少し変わったものとして、キリシタン大使の使ったローマ字の印もありますが、それにはクリスチャンネームが彫られており、作風にも外国の影響が強くみられます。

戦国時代から安土桃山時代にかけて、実名印(のちの実印)が商人の間で使用されるようになりました。

また、豊臣秀吉は三人の判子師を選んで判子師になるよう命じ細字の姓を与えたとされます。

庶民への普及

江戸時代には明清革命の折りに亡命してきた明人によって篆刻の技法が伝えられた。この時代になり、やっと庶民にも印章が普及したがその背景には、行政機構の整備や村の発展、商業の発展などにより印章の慣習化が進んだためと言われています。

現在の印鑑登録の原型

農民の印は名主に、名主の印は代官に預けることとされ、それに基づいて、印鑑帳が作成され、必要に応じて照合できるようにされていました。現在の印鑑登録の原型と言えるものができたのもこの頃です。

サインの普及に失敗

明治政府は律令時代の管印の制度を復活させる一方で、欧米のサインの習慣にならって自署の制度を導入しようとしたが結果的に、失敗に終わりました。やはり日本人は署名より長年慣れ親しんだ印章を重んじる慣習がそれ以後ますます定着しました。

印章供養

■使わなくなった印鑑はどうしたらいいのでしょうか?

はんこ・印鑑は大事な時に使用しますよね。

例えば持ち主が亡くなった、新しく作り直した、もう使う予定がなくなった等の理由によって不要になったはんこや印鑑をゴミ箱に捨てる なんてことはしないで下さい!

役目を終えた印鑑やはんこは、きちんと供養することが大事です。

■どこに持っていけばいいの?

不要になった印鑑は、当店に送って頂くか、お店に持ってきて頂くか、お近くの全日印連加盟店のお店に持って行ってください。(下記のマークのあるお店が加盟店のお店です)

      安心手彫りのマークが目印です。  ←このマークのあるお店が目印です。

毎年10月1日に全国の社寺で印章供養が行われます。

役目を終えて不要になった印章を全日印連加盟店がお預りしこの日に供養祭(印章祈願祭)にて、印章焼納供養を営みます。

全国の各加盟店が責任をもってお預りし、各神社で一斉に供養いたしますのでご安心下さい。

当店の場合は、印鑑の神様でもある京都市内にある下鴨神社にて行われます。

2007年印章祈願祭(印章供養)について

はんこのおもしろい話

■お札に見る、京都風、東京風

普段お財布に入っている1000円札。

よく見ると1000円札の表裏両面にはんこの印影が

押されてるのをご存知でしょうか?

表側(夏目漱石側)には、「総裁之印」、

裏側は「発券局長」の文字があるのがお分かりになるでしょうか。

どちらも同じような印影に見えますが、

実は表側(夏目漱石側)は「京印章」、裏側は「東京」風の文字なんです。

どう違うの?って思われると思いますが、けっこう違うんです。

二つの印影はどちらも「てん書体」という書体で作成されています。

書体の詳しい違いはこちらから

その「てん書体」の中でも表側(京印章)は「印てん」、裏側(東京風)は「小てん」という

それぞれ違う時代に考案された書体なのです。

「印てん」(京印章)は、中国の漢の時代に印章用に考案され、

印章最盛期の作風を受け継いでおり、すっきりとした伸びやかな線が特徴です。

「小てん」(東京風)は、中国の奏の時代の小篆作風を受けており丸みのある曲線が特徴です。

普段なにげなく使ってるお札のはんこに東京風、京印章と違いがあると思うと、日本は印鑑の国だなぁと思わずにはいられません。

京印章について

はんこの歴史

■象牙のお話

TV報道で戦時中のものと思われる象牙の印鑑が海中から発見されたというニュースが報じられました。

何十年もの間、海水に浸っていたにもかかわらず、まったく無傷

使用可能な状態だったそうです。

天然素材の中でもこれほど耐久性を持つ素材は他にはないでしょう。

多少高価ではありますが、数世代にも渡って使用できる印鑑こそ本当の価値があるのではないのだろうか。。。と思うそんな出来事でした。

■牛角(オランダ水牛)はなぜオランダ水牛っていうの?

現在オランダ水牛という名前で販売されている印章店もあります。

名前の由来は、

1:昔はオランダ物資の集積地であった

2:鎖国時代に交易していた国がオランダで当時の日本人は外国から入ってきたものはすべて「オランダもの」といっていたとのこと。

等、いろんな説があります。

しかし、現在になってオランダ水牛の名前を正式な名前で呼ぼうという動きが広まり、

現在は「牛角」と変更するよう決まりました。

当店でもオランダ水牛のことを、牛角と呼んでいますがまだまだ認知度はオランダ水牛が浸透している為、どちらも表記しています。

■めずらしい印材の話

ここ最近では、愛知万博で有名になった「マンモス」。

愛知万博の頃の冷凍マンモスが話題になったころに、お問い合わせや、ご注文が多くありました。

展示するくらい希少なものなのに、販売してるの?って思われる方もおられるかもしれませんが、

案外販売用に出回っているのです。それは、愛知万博で展示されていたように肉体が残ってることは大変めずらしいのですが、マンモスの牙だけが発掘されることは案外あるのです。

その発掘された牙をロシアなどから日本が印材として輸入し、印章業界に供給されているのです。

お値段としては、象牙より少し安く、牛角(オランダ水牛)よりは少し高い値段ですが、

丈夫さは、やはり象牙の仲間というだけあって丈夫です。

ただやはり、純白の美しさ、きめの細かさなどを比べると

どうしても若干劣ってしまうかもしれません。

現在でも人とちょっと変わった印材がご希望のお客様に人気があります。

福知山店や綾部店にはマンモスの印鑑用の印材をご用意しています。もし、興味のある方はぜひどうそ!)

また、当店では販売していないのですが「鯨」の歯を印材として使用することもできます。

以前の捕鯨が禁止される前にはたま〜に見かけたことがありましたが、鯨の歯は小さい為印鑑として使える大きさはなかなかありません。

鯨の歯はとっても硬く、丈夫ですが、手彫りで彫るのは印刀が折れてしまうので機械彫りでないと無理です。

*当店では鯨の歯の印材は取り扱っておりませんが、鯨の歯に彫刻を施した置物をおいています。

他にも、イノシシの角とか、備長炭、水晶などもありますが、どれも印材としては、短すぎたり、硬すぎて機械彫りでないと無理だったり、欠けやすいので印影がすぐにダメになってしまうものなど、あまり実用的ではありません。

*また、当店でも店舗のみ取り扱っている羊の角(シープホーン)も珍しいですが、羊の角は芯がなくアメのように柔らかいため、繊細でかけやすいため保存、所持に気をつけていただく必要があります。

そうなるとやはり、一番印鑑に適している印材は天然素材の象牙、黒水牛、牛角(オランダ水牛)、柘植(ツゲ)などが皆様に慕われている印材が一番適していることがわかります。

普及しているのには、ちゃんとワケがあるんですね。

もっと詳しく印材の違いを見てみる

お店選びのコツ

!!お店選びのポイント!!

■必ず模倣されにくものであるかどうか

(手彫りか機械彫りか)

模倣されやすい印鑑では、印鑑の意味がありません。

本当に手彫り印鑑かどうか、手仕上げ印鑑、機械彫りではないか。

■価格は適正で納得できるものかどうか

(*やみくもに高いだけや、霊感的なもの、激安の大量生産のもの)

高ければいいもの!というわけでもありませんし、この印鑑でないと運勢が悪くなる!というものでもありません。

また使えればいいから早い・安いで選ぶものでもありません。

■印材は確かなものかどうか

(*象牙取扱・販売認定を政府より許可されているかどうか)

せっかく作った印鑑が密輸の象牙であったり、質の悪い印材では台無しです。

大事な印鑑には、それに見合ったきちんとした印材で上質なものをお選びいただくことをお勧めします。

当店の印材の選び方について→

■職人の技術・お店は確かなものかどうか

(*はんこの専門店であるかどうか、職人の技術は確かなものか)

お客様の中には、実際間に合わせで作ったけれどやっぱり、ちゃんとした専門店の印鑑を作りたいので作りなおしされるお客様もおられます。

以上の点をよく確認し、納得されてから印鑑・お店選びをされることをお勧めします。