印相(吉相印)について
お客様からのお問い合わせでよくある内容について今日はお話したいと思います。
印章(印鑑)に使用される書体にはいろいろあります。
書体の選び方でもご紹介していますように、
印相(吉相印)、篆書体、古印体、隷書体等があります。
その中でも実印・銀行印などで人気のある
吉相印(印相)についてお話したいと思います。
吉相印(印相)は、縁起のいい書体として人気があります。
縁起のいい書体とはどういうことなのか?
それは、吉相印という書体は画数を重んじる書体でもあり、
生年月日等を参考にさせて頂いて、その方に最もいい画数を調べます。
たとえば、名前の画数が悪い場合の時、吉相印などの書体では生年月日等を見て
一番いい画数を調べて一番いい画数でバランスよく彫刻します。
吉相印の画数とは、印鑑の枠に文字が接する点(接点)の数をいいます。
あまりよくない画数の場合接点の数を増やし、
縁起のいい画数にするのが吉相印という書体です。
よくお店やネットで耳にされたりする「開運印鑑」というものは、
この吉相印という書体を用いた印鑑のことをいいます。
ただハッキリともうしあげたいのですが、
当店は開運印鑑という商品は扱っておりません。
なぜなら開運印鑑となると易者の人が見たという鑑定書などもつきます。
大槻秀山先生は易者ではありません。
大槻秀山先生は、完全手彫り印鑑を彫刻する最高の技術を持った職人です。
昔ながらの伝統ある完全手彫りの最高の技術を持つ完全手彫り印鑑の職人です。
開運印鑑の場合は、コンピューターや易者の人が見たデータを元にし、
実際に彫刻する人は違う人が彫刻する場合が多いです。
また完全手彫りの場合はきわめて少なく、機械彫りや手仕上げ彫り、
一級彫刻士や一等印刻士の資格を持たない職人が彫刻するしている場合も多々あります。
当店の吉相印・その他の書体も全て大槻秀山先生の長年年培ってこられた
美しく繊細な文字を活かし、お一人お一人の印章を丁寧に真心込めて
字入れから彫刻、仕上げと全て責任を持って全て大槻秀山先生自ら制作されます。
大槻秀山先生は霊感商法のようなお客様の不安感をあおり、
この印鑑をしたら運がよくなるいい印鑑!といったようなやり方は好まれません。
大槻秀山先生が考えるいい印章・印鑑というものは、
長期間の保存や使用にも耐えうる印材を使用し、
模倣されにくい唯一無二の完全手彫り印鑑であり、
お客様が満足納得された印章が最もいい印鑑だと考えるからです。
何度もいいますが当店は、霊感商法のようにお客様の不安をあおり、
「この印鑑をすれば運がよくなる」といったような商売はしておりません。
ただ、お客様にとって一番いい画数を調べ最もいいバランスで
彫刻させて頂いておりますのでご安心下さいませ。
印鑑とは、唯一無二である自分自身を表すものですので、
よりよい画数になるようにお手伝いをすることはできても、
それを使用したことによって運がよくなるということではなく、
運を引き寄せるのは自分次第です。
吉相印によって運命が左右されることはありません。
当店の印鑑は、大槻秀山先生が真心込めて
1本1本その方に一番いいバランスの美しい文字を
繊細に美しく印材に直接反対に字をいれ、
荒彫り・仕上げと丁寧に丈夫で力強く彫刻しています。
当店の吉相印の印章(印鑑)は、
大槻秀山先生が全て生年月日を見て調べて字入れ・彫刻・捺印と
全ての工程をお一人でされます。
他の書体の場合も大槻秀山先生が全て丁寧に文字をいれ
最高のバランスで彫刻し、仕上げまで全ての工程を一人でされていますのでご安心下さいませ。